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2017年7月27日 (木)

(41)麝香葵(ジャコウアオイ)

ジャコウアオイ(麝香葵)(アオイ科) 花期7月~8月ごろ

幼いとき、我が家では綿羊も飼っていた。20頭ぐらいいたと思う。

綿羊は、弱い動物だから 山犬やヒグマにもやられてしまう可能性があるので 比較的住宅の近くの牧場に放していた(らしい)

綿羊は、草の根元まで食べることから 牧場はまるで刈ったばかりの芝生のようだった。

その牧場に、いきなり白やピンクの花が あちこち点々と咲いた。

それは、見たこともない花だったので、びっくりした。

綿羊は、この花が嫌いだったのか 食べないので その花だけが残っている。

それは、ジャコウアオイと言う花で、ずうっとのちに それは、ヨーロッパ原産の外来種であることがわかった。最北の外来種としては けっこう古い。

誰かがコケコッコバナと言う名前だということを教えてくれた。

花びらを採っては、よく額やほっぺにペタペタふっつけて遊んだものだ。

綿羊の毛は、春に毛刈りをする。その毛刈りをするのを見ているのが好きだった。

そして、その毛は よく洗って干して毛糸を紡ぐ。

毛は、天秤秤に掛けられ「羊毛還元」(だったかな)生地や綿などと交換していたようだ。

母や、父の妹(おばちゃん)たちが、角巻きの色見本を見ながら注文していたのを見たことがある。おばちゃんは、結婚するまで 私が小学校にあがるまで一緒にいた。

今は、滝川に住んでいるおばちゃんは、80代後半になるが、とても美しい字で時々手紙もくれる。

今、父のきょうだいは、二人しかいなくなった。

二人の娘に先立たれたおばちゃん、いつまでも元気でいてほしい。

<如月や音の澄みきる糸車>1994年作

<角巻きは嫁ぐ日近き膝にあり>おばちゃんを想い出して 今作った

(俳誌 樺の芽 2017年 8月号)

↓(写真)ジャコウアオイ (稚内市)

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コメント

ジャコウアオイねえ。私達はタチアオイの大きな赤い花びらをおでこにつけて、コケコッコバナって呼んでたねえ。子供のころ、綿羊1頭だけ飼ってた。毛糸と交換していたような記憶がある。けむくじゃらのおじさんが毛刈りにきて、その毛を持っていってたような・・・。私はここ数年、綿羊の毛から糸を作って、小さな作品を作ってます。暖かい素朴な感じがいいです。でもなかなか上手に紡げません。角巻きも見なくなったねえ。私と花柄さんは思い出が重なることが多くて同年代だねえ。私は浜育ちだけどね。いつも懐かしく読ませてもらってる。

タチアオイね。
あの花 けっこう好きです。
綿羊の子供は可愛いよね。
ペットにしたいくらい。

私も「糸紡ぎ」は出来ない。
ちるままさん、編み物上手よね。
いつも、自作の服を着ていて素敵!
花柄は、帽子とタワシぐらいしか作らなくなった。

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