無料ブログはココログ

« (29)「李」(スモモ) | トップページ | (31)[白山千鳥」(ハクサンチドリ) »

2016年7月 3日 (日)

(30)「蝦夷延胡索」(エゾエンゴサク)

エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)(ケシ科) 花期4月下旬~5月ごろ

 

エゾエンゴサクは、牧草地、林の中、道端、どこにでもある。時には大群落になる。

大群落は、さながらブルーシートを敷いてあるのでは?と、思うぐらいだ。

 

子供の頃は、この花を「雨降り花」と、呼んでいた。

この水色が「雨」を連想させたのか。

 

蜜があるからか、蜂がよく来る。

エゾオオマルハナバチ、アカマルハナバチの中に混じって、お尻が白いセイヨウオオマルハナバチが来るようになった。

2007年には、まだ稚内では この蜂を見たことはなかったが、翌年の2008年からは びっくりするほど多く発見されている。

 

セイヨウオオマルハナバチは、旭川や十勝地方のトマト農家が受粉のため外国から移入したもの。

それが、逃げて ついに稚内の方まで飛んで来たらしい。

それが・・・それを見つけ出すと あれよ、あれよ、と言うぐらい目にとまる。

もう、営巣現場も見つけることになり、今は在来蜂(マルハナバチ類)よりも多いくらいだ。

巣は、ネズミの古巣を使うことが多く、どちらかといえば人家に近いところに多くいる。

 

春の女王蜂は、エゾエンゴサク、ナナカマドの花に。

夏になると働き蜂は、ハコネウツギ、秋の新女王は、ガクアジサイ、ムクゲに。

 

外来種の繁殖力は、ものすごい勢いだ。在来の蜂たちの生態系にも影響しそうだ。

たまに、お尻が茶色のエゾオオマルハナバチを見つけると嬉しい。

在来蜂、がんばれ!

 

(俳誌 樺の芽 2016.7月号)

写真(1)エノエンゴサク(稚内市)

30_580

写真(2)セイヨウオオルハナバチ(稚内市)

302580

« (29)「李」(スモモ) | トップページ | (31)[白山千鳥」(ハクサンチドリ) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« (29)「李」(スモモ) | トップページ | (31)[白山千鳥」(ハクサンチドリ) »