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2016年4月 1日 (金)

(28)「蝦夷立金花」(エゾノリュウキンカ)

エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)(キンポウゲ科) 花期4月~5月ごろ

「エゾノリュウキンカ」だなんて、誰も呼ばないくらい「ヤチブキ」のほうが馴染み。

この花は、稚内市、豊富町、幌延町、猿払村、浜頓別町、近隣の町村の谷地には、どこにでもある。それも広大に、数多く。

花は、本当に「黄金色」と言っていいほどの鮮やかな黄色。 花も綺麗だが、冬の間、青い野菜が欠乏していた人たちにとって 雪解けと共に 谷地に現れる美味しい食用山菜。

ギョウジャニンニクとヤチブキは、山菜の王と女王と言われている。

フアンが多いギョウジャニンニクは「王」かな?

花が美しいから、ヤチブキは「女王」かな?

おひたし、酢味噌和え、味噌汁の具、油炒め、これが出てくると、売っているホウレンソウなんて食べる気がしないくらいだ。

この、こちらでは どこの谷地でもあるエゾノリュウキンカ。 釧路に行って驚いた。 地元の人が「ヤチブキ」と呼んで採って来たのは、どうも違う。 よく見ると それは「エンコウソウ」(猿猴草)だ。 花はよく似ている。エゾノリュウキンカよりは葉が小さいように見えた。 それに立金花は、茎が立っているが、エンコウソウは茎が横に伸びている。 食べてみると 食感も少し違う。これは、これで美味しかったが。

エンコウソウは、稚内市から 少し南の「中川町」とかにはある。 そこは、エゾノリュウキンカとエンコウソウが両方あった。

雪の中で「春を待つ」と言うことは、この「ヤチブキ」を待つことだ。

(俳誌 樺の芽 2016 4月号)

↓(1)(エゾノリュウキンカ)(稚内市)

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↓(2)(エゾノリュウキンカの群落)(豊富町)

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コメント

北海道で見た花のうちで、最も鮮烈な印象を受けた花です。
これこそ、北海道の春だと思いました。

そうですね。
この花は、北海道民ですもん。
耐えていたものが噴出した春先の力強さです。
花柄は、食べたいだけ(^^)

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